元々大学生の頃に読んだミニマリスト本をきっかけに物を減らしていく習慣は身についてきました。
今回は私が家から無くして良かったものをいくつかご紹介させていただきます。
私は仕事の都合上、転勤が頻繁にあり、そのたびに数回の引越しを経験してきました。その経験を通じて、物を少なくする習慣が身につき、引越しも以前よりスムーズに進められるようになりました。
実は、大学生の頃に読んだミニマリストの本が、物を減らすきっかけとなりました。
今回は、私が家から手放してよかった物をいくつかご紹介します。
過去に処分した物
テレビ
テレビは部屋の家具を配置する際、位置が固定されがちです。
そのため、以前はテレビを置く場所に机を置きたくても、設置できないケースがしばしばありました。
しかし現在、テレビ番組はTVerで、アニメやドラマはNetflixやその他のサブスクリプションサービスで簡単に視聴可能です。
学生時代はテレビ録画番組を頻繁に見ていましたが、社会人になってからは、ほとんど見ることがなくなりました。
そんな状況で転勤と引越しになった時、思い切ってテレビを実家に預ける決断をしました。最初はテレビを持たないことに不安もありましたが、いざ生活してみると全く問題なく過ごすことができています。部屋の配置も以前より自由にでき、空間がスッキリと見えるようになりました。
テレビを持たなくなったと同時に、NHKも解約しました。受信料の支払いもなくなり、その浮いたお金でYouTubeプレミアムの支払いに充てることができ満足しています。
テーブル
大学生時代から使用していたテーブルは、主にテレビを見ながら食事をする時に活用していました。
テレビを処分してからはPCを置いている机で食事をとるようになり、このテーブルは単なる物置となってしまいました。
将来的にはパートナーと、同棲することになったら、再び活用すると思っていましたが、そのタイミングが未定のため、決断して手放しました。
このテーブルは折りたたみができないタイプで、ややスペースを占めていたため、処分することで部屋がずっと広く感じられるようになりました。
今後、テーブルの再購入を考える際は、必要に応じて広げられる折りたたみ式のものを選びたいと思っています。
本棚・書籍
学生時代には、授業の教科書や国家試験対策の青本などを収納するための本棚は欠かせませんでした。しかし、社会人としての生活を始めると、大きな本棚の必要性を感じることが減りました。
ただし、いきなり本棚を処分すると、今まで置いていた本の置場に困ると思うので、まずは不要となった本から順次処分していくことに決めました。
私はどうしても教科書などを捨てる罪悪感があったため、裁断機とスキャンスナップを購入し、少しずつデータ化し処分しました。
かなり時間と労力を要しましたが、データとして残っていると後で見返すことができる安心感があるため、やっておいて良かったと思っています。
大きな本棚や多数の本は部屋のスペースを圧迫し、配置の自由度も制限します。特に、ベッドの近くに本棚を置く場合、地震などでのリスクも考慮しなければなりません。
現在は新しい本を購入する際、できるだけ電子書籍を選び、専門書など紙版のみのものだけ本で購入しています。引越しの際に本が重たく大変なこともあるので、電子書籍への移行や適切な処分を考えるのはおすすめです。
衣類
大学生時代には、毎日私服で通学していたため、多くの衣類を持っていました。
しかし、社会人になってからは、仕事用の制服を主に着るようになり、私服の着用頻度が減少しました。加えて、ファッションに対する興味も少なくなってきました。
その時、自分の本当に気に入った服のみを残し、それ以外は思い切って処分する決断をしました。
余談として、服へのこだわりが少なく、処分時に罪悪感を感じる方には、UNIQLOの衣類がおすすめです。UNIQLOの商品は、使用後に店頭のリサイクルBOXに入れて手軽にリサイクルできるので、廃棄の際の罪悪感が軽減されます。
それでも、トレンドをある程度押えて質の良い服を着たいと考える方には、リセールバリューの高いハイブランド品の購入をオススメします。
服はついつい増えがちになってしまう人も多いかと思うので、定期的にクローゼットの中を見直すことをオススメします。
まとめ
いかがでしたか。
私も最初から物が少なかった訳ではなく、徐々に自分にとって必要なものとそうでないものを分けていきました。1つ1つの物と向き合うことで、自分にとって本当に必要な物は何か分かってくると思います。
今回紹介したものはどれも部屋に置いていると場所をとってしまうものが多かったと思います。物が減って部屋に余白ができると、自然と心のゆとりも生まれてきます。
この記事を読んで、日常の生活を見直し、物を減らそうと思うきっかけになれれば幸いです。
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